GLAY聖夜の贈り物 ライブ閉幕

2017/12/25
 函館出身のロックバンド「GLAY」による今年のツアーを締めくくる「GLAY ARENA TOUR 2017 ”HAKODATE WINTERDELICS”」の最終日が24日、函館アリーナで行われた。会場は熱狂的な雰囲気に包まれ、TERUの「また函館に帰ってくるぞ、メリークリスマス」の言葉にファンは大感激し、幕を閉じた。

 約2年半前に新しい“聖地”となったアリーナには2日間で計約7600人のが来場した。4人はセンターステージで北海道の冬を感じさせる曲をしっとりと奏でたほか、北海道新幹線開業テーマソングの今年バージョン「Supermova Express 2017」ではスクリーンに青函トンネルの工事の様子や函館をイメージした映像が流れ、メンバーの郷土愛を感じさせた。アンコールではクリスマスイブにちなみ赤い帽子姿で登場。TERUは「来年は皆さんに一歩踏み出す勇気を与える活動をしたい。函館の野外ライブを何とかやりたい」とアピールした。

 終演後は小雨が降る中、ファンは増発された市電や臨時バス、タクシーの乗り場案内に従い列を作って乗車し、大きな混乱はなかった。2日連続で来場したという埼玉県川口市の主婦秋本里紗さん(38)は「クリスマスに函館でライブを体験できたのは一生の思い出。明日は市内観光を満喫したい」と話していた。

提供:函館新聞社

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