江差町営レストラン年内で営業終了 管理者が契約更新辞退

2016/12/15
 【江差】第4回定例町議会が14日開会し、照井誉之介町長は行政報告で、江差追分会館(中歌町)に隣接する町営レストラン「江差家」に関し、指定管理者が契約更新を辞退したため26日で営業を終えると説明した。「運営の在り方も含め、来年4月のオープンに向け議論したい」と述べた。町は、新たな指定管理者を早急に選ぶ考え。公募が前提で、選考条件を柔軟にするための条例改正を議会側に働き掛ける方針。

 町によると、指定管理者の江差観光振興公社(松原富郎社長)は近年の赤字などを理由に、来年4月以降の契約を更新せず、公社自体を清算する方針を伝えたという。レストランは年内に営業を終え、3月末までに残務整理を行う予定。

 同公社は、指定管理者制度ができた2007年から同レストランの運営委託で契約し5年ごとに更新、来年度が更新年だった。

 今年は北海道新幹線開業効果もあり、4〜8月末の利用者は前年比で3000人ほど増えていた。

提供:函館新聞社

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