ペットも年末慌ただしく

2015/12/31
 函館市内や近郊のペットホテルでは、年末年始の旅行や帰省などに伴い利用する飼い主からの予約が相次いでいる。ペット専門の美容室も、すがすがしい気持ちで新年を迎えてもらおうと、作業を本格化させている。

 ラブリードック(美原1)では20日以降、1日25〜30頭を手掛け、7人のスタッフが手分けしてシャンプーや爪切り、カットなどをてきぱきと施している。

 森内潔社長は「頭数は例年並みだが、12月だけで550〜600頭と、1年で最も忙しい時期」とする。また、エゾ鹿肉のステーキなど道産食材をふんだんに使った犬用おせち(税込み3680円)も好評だという。

 トリミング専門店のティーカップ(五稜郭町28)は20日から年末の予約が入り出し、29日の20頭がピーク。年内の営業終了日となる30日は、早めに予約した常連客で混み合った。

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 ペットホテルの「わんこのおやど」(本通3)は、クリスマス時期後から混み合いはじめ、新年を前に満室となった。同ホテルは「昨年よりも連休が短く、海外旅行などに伴う長期泊は少ないが、その分1泊で利用する飼い主が多い」とみる。例年通りの予約が入っている「函館畜犬」(八幡町21)は「毎年年越し直前に申し込むケースがあり、まだ受け入れは可能」としている。

 留守中の飼い主の自宅に出向き、ペットの食事やトイレなどのお世話を行う「ペットシッターサービス・ポップコーン」(北斗市本町3)も忙しさを増しており「予約で埋まっているが、相談は受け付ける」という。

提供:函館新聞社

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