道南の官公庁で仕事納め

2015/12/29
 渡島総合振興局や桧山振興局、函館開発建設部、函館市、北斗市など官公庁は28日、今年の仕事納めを迎えた。職員の1年の労をねぎらうとともに、北海道新幹線が開業する来年を飛躍の年とするよう期待を込めた。仕事始めは来年1月4日。

 ○…渡島総合振興局では午後4時半から、三戸部正行局長が各執務室を回り「皆さんのおかげで大きな事故やトラブルもなく、振興局としての業務を遂行できた」と慰労した。

 このうち、商工労働観光課では「新幹線開業に向けたさまざまな取り組みを進めていただき、感謝したい。来年も引き続きよろしくお願いします」と励ました。農務課ではTPP(環太平洋連携協定)への対応、地域政策課では地方創生など重要課題に全力で取り組むよう指示した。

 ○…函館市役所では午後3時半ごろから、工藤寿樹市長、中林重雄、片岡格両副市長が各部局の執務室を回り「年始に元気で会いましょう」と1年間の労をねぎらった。

 工藤市長は各部局でそれぞれ施策の方向性や課題について言及。企画部の新幹線開業イベントプロジェクトチームや観光部では、万全の態勢で来年3月26日の新幹線開業を迎え入れるよう求めた。

 また、市教委生涯学習部では、今夏オープンの函館アリーナと函館フットボールパークの運営状況を確認し「来年はフルマラソン。頑張って大いに街を盛り上げてほしい」と述べた。

提供:函館新聞社

ニュース一覧へ戻る



函館ニュースヘッドライン



(C)e-HAKODATE