前浜の海の幸に舌鼓

2015/12/24
 【北斗】上磯郡漁協(本所・知内町、山崎博康組合長)は23日、北斗漁港内(飯生1)に新設した直営のイートイン型直売施設「貝鮮焼 北斗フィッシャリー」をオープンした。初日から多くの地元住民らが訪れ、津軽海峡の荒波が育んだ貝類を蒸し焼きにして堪能した。

 北海道新幹線開業による観光客増を見据え、新たな食の拠点施設として整備した。開店に先立ち、山崎組合長が「前浜で捕れた貝類を少しでも安く提供したい。精いっぱいおもてなしをするので、再度利用してもらえればうれしい」とあいさつ。市石別漁火太鼓クラブ8人が勇壮な演奏を披露し、オープンに花を添えた。

 メニューは、通常より50円値引きして貝鮮セットA(知内カキ殻付き10個)が1150円、同B(峩朗(がろう)ガキ殻付き4個、ホッキ1個、ホタテ1枚)が1100円など。収容人数は72人。

 函館市日吉町の無職勝又敏さん(79)は「鉄板で蒸し焼きにすると、特においしい。これまで知内までカキを食べに行っていたので、近場に食べられる施設ができてうれしい」と話していた。

 午前11時〜午後4時。月曜定休(月曜が休日の場合は翌日)だが、28日は営業。年内は29日まで、年明けは1月5日から営業する。問い合わせは同店(TEL0138・73・0700)へ。

提供:函館新聞社

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