市内初、港町でゾーン30運用開始

update 2015/11/12 10:25


 函館市と道警函館方面本部は11日、函館市港町1の市道で歩行者や自転車の安全を確保することを目的に、車の最高時速30キロに制限する「ゾーン30」を市内で初めて開始した。

 ゾーン30とは、生活道路や通学路などがある区域内で車の速度を抑制し、交通事故を防止する対策。今回は約300メートルの歩道が新設されほか、看板や路面標識標示「ゾーン30」が設けられた。

 同日、国道227号の港町会館交差点前では街頭啓発が行われ、函館西署や港町会、函館港小学校など7機関から約50人が参加した。同小の児童6人が「ゾーン30交通安全」と書かれたプラカード持って沿道に並んだほか、参加者たちは旗の波作戦を行い、ドライバーや地域住民に規制開始の周知を図った。

 同小6年の小笠原孟●(たけと)君は「みんなに安全運転を心掛けてもらって、交通事故が減ってほしい」と願い、同署の宿村浩司交通課長「ゾーン30という言葉を知ってもらい、通学する児童らに細心の注意を払って通行してください」と呼び掛けている。

 12日は五稜郭町でゾーン30の開始に伴う街頭啓発を行う予定。

※●部は文字化けのため置き換えました(旧字の徳 德)

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです