国際頭足類諮問会議シンポ 10日開幕

update 2015/11/6 10:18


 国際頭足類諮問会議(CIAC)のシンポジウムが10日、函館国際ホテルで開幕する。12日に一般市民向け講演会を開くほか、10〜13日にダイオウイカの魚拓などを含む「科学者たちのイカタコ・コレクション展」、イカ画家宮内裕賀さん(鹿児島市)による展示即売会を行う。14日まで。

 国内開催は1991年の静岡県清水市(現静岡市)以来2回目。道内では「イカのまち」函館が初開催となる。実行委を組織し、桜井泰憲北大大学院水産科学研究院特任教授(海洋生態学)が委員長を務める。今回は「頭足類科学の最新の進歩」をテーマに、約240人の研究者が集う。

 市民講演会は12日午後1時半から、桜井特任教授や米ミネソタ大美術学部の中島隆太准教授ら4人が登壇する。入場無料。11日までに函館国際水産・海洋都市推進機構へファクス(0138・21・4601)またはメール(office@marineーhakodate.jp)で申し込む。

 イカタコ・コレクション展、宮内さんの展示即売会はいずれも午前10時〜午後5時。ダイオウイカの魚拓は12日のみ一般公開する。

 シンポに先立ち、6〜9日に市国際水産・海洋総合研究センターでワークショップも開かれる。

 頭足類の専門分野は分類や生態、行動、発生、寄生虫、生理、養殖、漁獲方法、漁業資源、資源管理、加工・流通など多岐にわたり、国際シンポはイカ研究者のサミット≠ニも言われる。

 5日に市役所で記者会見した桜井特任教授は「期間中天気が良く、函館の魅力を存分に感じてほしい」と話した。

提供 - 函館新聞社

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