知内でカキ出荷始まる

update 2015/11/5 10:03


 【知内】カキのシーズン到来―。知内町特産の養殖カキの出荷が4日、上磯郡漁協知内中ノ川支所で始まった。出荷時期は例年よりやや遅いが、昨年と同じで、身入りや品質は上々の出来という。

 知内のカキは全国的にも珍しく、外海で養殖を行う。津軽海峡の荒波で育った2年貝は身が引き締まり、臭みのない食べやすさが特徴。豊富に栄養を含んだ知内産カキは、大きく食べ応えもあることで町の人気名産物だ。

 同支所の施設では4日午前6時ごろから、組合員らが殻むき作業に精を出した。専用のナイフで身を傷つけないように慎重かつ素早くむいていった。むき身は滅菌海水で洗浄処理をした後、函館市内の量販店などに出荷した。

 水揚げは来年5月末ごろまで続き、同漁協では出荷量を平年並みの45トンを見込んでいる。身の大きさは年明けのピークまで大きくなり、出荷量が増えると札幌など道内各地のスーパーにも並ぶ。

提供 - 函館新聞社

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