本年度の函館市営競輪、売り上げ42億円増

update 2015/11/5 10:03


 函館市競輪事業部は、2015年度の市営競輪の売り上げをまとめた。前年度より3日間多い計55日間の開催で、年間総売上は前年度比41億9709万5700円(26・9%)増の198億476万4200円だった。8月に5年ぶりに開催したGII「サマーナイトフェスティバル」の売り上げ約40億円が年間の大幅増につながった。

 昨季と同じ48日間開催した普通競輪(FI・FII)は、3億7197万円(3・7%)減の95億9005万円。同部は「昨季より、全国の他の競輪場とナイター競輪の日程競合が多かったため」とする。10月31日から今月3日まで開催した函館記念(GIII)はイベントも功を奏し、金堀町の本場に4日間で9221人が来場。売り上げは同4億9826万円(8・8%)増の61億4390万円だった。8月の「サマーナイト」は40億7080万円だった。

 売り上げ区分別にみると函館以外の他競輪場などで販売する臨時場外が約135億円、インターネットを含む電話投票が約58億円、本場とサテライト松風は約4億円だった。入場者数は8万1881人で、開催日数が多い分、増加しているが、本場来場者は減少傾向という。

 また、198億円の売り上げは近年ではGII開催など大型レースが重なった10年度の210億円に次ぐ規模で、高松宮記念杯競輪(GI)を開催した12年度の181億円よりも多い。本年度の予算額205億円に対し、達成率は96・6%だった。同部は「予算は下回ったが、昨年より売り上げも伸び、無事全日程を終えることはできた。単年度黒字を確保できるのではないか」としている。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです