「千の風になって」がJR大沼公園駅BGMに

update 2015/10/11 10:09


 【七飯】JR大沼公園駅の特急列車発着時のBGMとして、町大沼在住の作家、新井満さん(69)が作詞作曲した「千の風になって」のメロディーが流れることになった。10日、同駅前で式典が開かれ、新井さんや中宮安一町長、JR北海道函館支社安藤健一支社長らが出席。町にゆかりのある名曲の発信を喜んだ。

 町が来年3月26日の北海道新幹線開業に向け、同曲が誕生した大沼の魅力を全国に発信しようと企画。新井さんとJR北海道の協力で実現した。

 流れる曲は、新井さんが6月ごろから東京のスタジオで新たに録音したもので、パンフルート、ピアノ、琴、オーケストラなどの10バージョンを制作。町とJR北海道に無償で提供した。特急列車到着前後の10分間にBGMとして使用される。

 式典で、中宮町長は「新幹線で訪れる多くの人の耳に、この名曲を届けられるのは大変に素晴らしいこと。曲とともに七飯町大沼を全国にPRしていきたい」とあいさつ。

 新井さんは「私が作った楽曲が、町おこしにつながるならばこれほどうれしいことはない。世界中の皆さんに、大沼で千の風を感じてもらいたい」と話した。

 同曲は、作者不明の米国の詩をベースに、新井さんが大沼の別荘で作詞作曲し2001年にCD化。その後、多くのアーティストがカバーし、07年には日本レコード大賞作曲賞を受賞した。

提供 - 函館新聞社

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