尾札部、臼尻中の統合を諮問 学校教育審

update 2015/9/30 10:13


 学識経験者やPTA、市立学校の教職員など25人でつくる函館市学校教育審議会(武田隆雄会長)の本年度第2回総会が29日、市役所で開かれ、市教委は南茅部地区の2中学校(尾札部、臼尻)の統合について諮問した。

 両校の本年度の生徒数は、尾札部が82人、臼尻が42人。人数の減少が進んでおり、このまま推移すると1学級10人を割り込む年度もあると推計されている。また、両校の校舎はともに1970年代に建設され、耐震診断で「要補強」と示されるなど老朽化が著しい。

 両中学校と周辺3小学校(磨光、臼尻、大船)の計5校のPTA会長は今年7月、市教委に要望書を提出。▽両中学校の早期統合▽両校の中間点付近での校舎新築▽遠距離通学生徒への通学支援−を求めている。

 委員からは検討の方向性などについて意見が上がったが、今後、観点を絞って審議を進めるため、再度総会を設ける方針を決めた。次回総会後、審議を小委員会に付託する。会合ではまた、昨年度諮問のあった第2グループ小学校(12校)の再編についても検討を進めている。

提供 - 函館新聞社

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