棒二森屋の地下食品館開業

update 2015/9/26 10:28


 函館市若松町の百貨店、棒二森屋は25日、大規模改装中だった地下1階の食品館をグランドオープンした。4事業者が新たに出店し、総菜・弁当の売り場を大幅に拡充。岩岡正剛店長は「新幹線開業を見据え、函館や近郊の食の魅力を発信していきたい」と意気込む。

 リニューアルに伴う新規出店は、地元コンビニチェーンのハセガワストア、料亭の寿々半(本町)、カフェのマルセン(大手町)、明治屋産業(福岡県)が全国展開する精肉店の壱丁田。

 このほかにも、魚長食品がこれまでの鮮魚販売に加え、総菜の量り売りや握りずしの提供を開始。函館カールレイモンはアネックス館地下1階に移転し、新たに焼きソーセージやサラダなどの販売を始めた。

 25日は午前10時の開店と同時に大勢の人が詰め掛け、新たに生まれ変わった店内で買い物を楽しんでいた。新川町の主婦、坂下優子さん(42)は「家が近いのでよく利用している。函館では見たことのない商品も増えてうれしい」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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