函館−倶知安バス 運行開始 10月まで

update 2015/9/7 10:42


 来年3月の北海道新幹線開業に伴う二次交通の実証実験として、道は5、6の両日、函館市−後志管内倶知安町間の都市間高速バス「しりべし号」(乗車定員42人)を初めて運行した。利用者へのアンケート調査を行い、定期便化や旅行商品の開発を目指す。10月12日までの土・日曜、祝日に利用できる。

 函館とリゾート地の倶知安・ニセコ地区を結ぶ直通のバスや列車はなく、新幹線開業後に観光客をどう後志に呼び込むかが課題となっている。道がニセコバス(ニセコ町)に委託し、試験運行をスタートさせた。

 同社によると、5日は倶知安→函館28人、函館→倶知安23人、6日は倶知安→函館2人、函館→倶知安4人が利用。6日、JR函館駅前から帰りのしりべし号に乗車した倶知安町の会社員松本卓也さん(40)は「新幹線開業後は二次交通手段が必要になる。冬季にトランクを持った外国人観光客が長万部駅で乗り換える姿を見るので、バスの需要はあると思う」と話した。

 しりべし号は午前9時倶知安駅前発と、午後2時半函館駅前発の1日1往復。道の駅「くろまつない」や「ニセコビュープラザ」など5カ所に停車、所要時間は3時間55分。料金は乗車区間によって2400〜3600円(子ども半額)。予約はニセコバス(電話0136・44・2001)へ。

提供 - 函館新聞社

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