ダイエーからイオンに、道南初進出

update 2015/9/2 10:11


 総合スーパーのイオンが1日、ダイエーから上磯店と湯川店の運営を引き継ぐ形で道南進出を果たした。「グルメシティ」柏木店、弁天店、万代店の3店も「マックスバリュ」に生まれ変わり、オレンジ色の看板で親しまれた店舗は新たなスタートを切った。

 流通大手のイオン(千葉)は4月、完全子会社のダイエーが持つ道内16店舗を、傘下のイオン北海道(札幌)とマックスバリュ北海道(同)に運営を移す意向を示していた。

 道南では、1日付けでダイエー2店舗がイオンに、グルメシティ3店舗がマックスバリュとなった。グルメシティ深堀店は店舗の老朽化に伴う建て替え工事のため、8月31日で一度閉店し、来年の改装オープンを目指す。

 1日は、イオン両店で火曜日恒例の特売「火曜市」を開催し、開店から多くの人でにぎわった。函館市西桔梗町の主婦、中川幸子さん(38)は「品ぞろえも変わらず安心した。家が近いのでこれからも利用したい」と話していた。現在は両店ともダイエーの看板を掲げて営業。24日までにイオンの看板に切り替えるという。

 前身のダイエーから引き続いて上磯店の責任者を務める森敏男店長は「ダイエーの良さを生かしながら、新生イオンとして地域の皆さんに愛される店舗をつくっていきたい」と意気込んでいる。

 同社は、2001年に函館市西桔梗町、12年に七飯町峠下で、大型ショッピングセンターの出店を計画したが自治体や地元経済界からの反対を受けて断念していた。

提供 - 函館新聞社

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