初の境内神輿担ぎ 威勢よく 函館八幡宮

update 2015/8/15 10:21


 函館市谷地頭町2の函館八幡宮(中村憲由樹宮司代務者)の例大祭が14日始まり、社殿周辺で「境内神輿(みこし)担ぎ」が初めて行われた。市内外の神輿会や一般の約100人が神輿を担ぎ、威勢の良い声を響かせて練り歩いた。

 同八幡宮の神輿渡御(とぎょ)は隔年で、今年は実施しない年だったが、若い世代への文化継承や神輿渡御の人材育成につなげたいと企画。神輿渡御を取り仕切る瑞垣(みずかき)会の渡邉兼一会長は「年々担ぎ手は減っており、後継者を発掘したい。神輿の楽しさを知ってもらえれば」と話した。

 この日は中神輿と子供神輿を使用。始めに各神輿会が江戸流の担ぎ方で約150bを進み、一般参加者と交代。「ワッショイ」の掛け声で左右の足を合わせ、神輿殿前に戻った。続いて子供神輿が登場し、これを繰り返した。  7年ぶりに神輿を担いだという市内の会社員宇野有介さん(19)は「神輿はみんなが一つになって達成感を味わえることが魅力。自分のような若い世代の参加者が増えてほしい」と話していた。

 15日は本祭で、ステージショーや抽選会などが行われる。

提供 - 函館新聞社

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