ドラッグストアが市内出店攻勢、狙いは外国人

update 2015/8/7 10:25


 函館市内で、大手薬局チェーンの出店が相次いでいる。サッポロドラッグストアー(札幌)は7月の函館空港に続き、今月はベイエリアに出店。サンドラッグ(東京)は、美原地区に路面店を年内にオープンし、市内に本格的に進出する。いずれも訪日客の豊富な需要を取り込むのが狙いとみられ、外国人観光客の増加を背景に、各社の出店攻勢は続きそうだ。

 サッポロドラッグストアーは6月以降、道内で多数の外国人客が訪れるエリアに進出。札幌市の狸小路商店街を皮切りに、7月10日には函館空港に出店した。

 豊川町12の青森のアンテナショップ跡地にオープンする「函館ベイ店」は、店舗面積約300平方b。商品表示は日米中の3カ国語で行い、中国語が話せるスタッフを配置、早ければ来週にも開店する。周辺には金森赤レンガ倉庫など人気の観光スポットがあり、団体ツアー客などの需要を見込んでいる。

 一方、サンドラッグの子会社「サンドラッグプラス」(札幌)は、キングハイヤーの本社跡地に「美原2丁目店」を今年秋にオープンする。建築確認申請によると、店舗面積は平屋約1000平方bで、駐車場は約30台分用意、完成は9月15日を予定している。

 同社は現在、函館と北斗市内の大型商業施設内で計2店舗運営しており、免税対応を行う美原の新店を足がかりとして、函館市内でさらに出店を検討している。

 「ツルハドラッグ」を展開するツルハホールディングス(札幌)は、静観の構え。同社は「函館市内23店舗のうち、松風店は来客全体の2%強が免税対応」とし、品ぞろえなどの面で工夫していくという。

提供 - 函館新聞社

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