五島軒、9月に札幌進出

update 2015/7/28 10:25


 老舗洋食店「五島軒」(函館市末広町、若山直社長)は9月12日、札幌市中央区に開業する複合商業施設「ル・トロワ」内に、新業態のレストランをオープンする。同社が市外に出店するのは「小樽支店」以来、約80年ぶり。来年3月の北海道新幹線開業を見据え、外食産業などを手掛ける伸和ホールディングス(札幌市、伸和HD)と連携し、道内に五島軒ブランドを売り込む。

 新店舗「洋食バル函館五島軒」は、約100平方bに64席を用意。本店と同様、店内は落ち着いた色調でまとめ、格調高い内装に仕上げるという。昼間は五島軒自慢のカレーを中心としたランチ、夕方からはイカのフライなど酒に合う豊富なつまみを提供し、昼夜問わず集客を図る。

 店舗の運営は道央を中心に居酒屋など約60店を展開する伸和HDが担い、五島軒がカレールーやポタージュなどの原料を製造、現地に直送する。伸和HDの担当者は「五島軒のブランド力と、当社の居酒屋経営のノウハウと、双方の強みを最大限に生かしたい」とし、今後は共同で新商品開発にも取り組むという。

 五島軒は函館市内で2店舗を運営。札幌進出を足がかりに道内外への進出を図りたい考えで、若山社長は「北海道新幹線開業はビッグチャンス。まずは道内の中心都市への出店で、店の知名度を向上させたい」と話している。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです