大沼湖水まつり 慰霊祭&灯ろう流ししめやかに

update 2015/7/26 11:10


 【七飯】「第106回大沼湖水まつり」(七飯大沼国際観光コンベンション協会主催)が25日、大沼国定公園広場で開かれた。ライブステージや花火大会で夏を楽しんだほか、故人をしのぶ慰霊祭がしめやかに営まれ、淡い光を放つ灯ろうが湖面を照らした。

 1906年に景雲寺の住職によって先祖や水難者供養を目的に始まり、100年以上続く伝統行事。町に夏の訪れを告げる風物詩として親しまれている。

 午後6時にJR大沼公園駅から始まった灯ろう行列は、中宮安一町長と同協会の小泉真会長を先頭に、約120人が列をつくった。広場で行われた慰霊祭で中宮町長は「大沼は今年、新日本三景選定100周年の記念すべき年。明日は冠をつけたイベントもあるので、2日間楽しんで」とあいさつ。参列した逢坂誠二衆院議員も「戦後70年を迎え、灯ろう流しを一つの契機ととらえ、日本の将来を皆さんと一緒に考えていきたい」と述べた。

 地元住職らが読経を読み上げた後、梅花講がご詠歌を唱えながら、参列者は思いの詰まった灯ろうを湖水へと流し、手を合わせて静かに祈りを捧げた。

 26日は同会場で午前10時から「新日本三景選定100周年記念イベント」(実行委主催)を開催。手裏剣戦隊ニンニンジャーショー(午前10時、午後0時半)を行うほか、大沼湖畔を1周するサイクルオリエンテーリング(午前10時)、小学生以下が対象のチビッコ花火大会(午後7時)など、数多くのイベントを用意している。

提供 - 函館新聞社

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