上磯高に高等支援学校、17年度に

update 2015/7/11 10:26


 2016年度公立特別支援学校配置計画案のうち、職業学科を設置している知的障がい特別支援学校高等部(高等支援学校)について、道教委は10日、16年度の1年間は今金高等養護学校に臨時で1学級を増やし、17年度に2学級(定員16人)相当を上磯高に設置する方針を示した。

 渡島総合振興局で開かれた公立特別支援学校配置計画案の第1回説明会で明らかにした。改行 道南圏の中学校特別支援学級の卒業者は、14年度は54人だったが、本年度は77人、16年度には85人と増加する見込み。高等支援学校の定員は1学級8人で、道教委は16年度に1学級、17年に2学級を増設する方針だ。

 道教委は2学級相当の確保にあたり、既存の高等支援学校(今金高等養護学校、函館五稜郭支援学校)の教室に余裕がないとし、新築も道の財政状況を考慮し不可能と判断。中学校特別支援学級に通う生徒のうち、5割以上が函館市内に在籍しており、できるだけ函館市から通学可能な範囲に整備する必要があると説明した。

 上磯高は17年度に1学級減ることが決まっており、北斗市教委は5月下旬、道教委に上磯高の空き教室を活用し、特別支援学校の設置を求める要望書を提出している。他の自治体からの要望はなかったという。

 第2回説明会は8月に実施し、9月上旬に計画を策定する予定。

提供 - 函館新聞社

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