函教大生ら4日にネパールチャリティー映画祭

update 2015/6/30 10:13


 ネパールで4月に発生した大地震の被災者を支援するチャリティー映画祭(実行委主催)が7月4日、道教育大函館校で開かれる。難民の少年が主人公のドキュメンタリー映画「オロ」(2012年、岩佐寿弥監督)を上映、集まった募金は現地のコミュニティーラジオ局などを通じ地震の復旧に充てる。

 実行委は函教大の学生13人と教員3人がメンバーとなり、2年の山田梨奈さん(19)が委員長を務める。

 上映会は、UNHCR(国連難民高等弁務官)駐日事務所の協力事業で、全国の大学生が難民問題を考えるプロジェクト「P782」として企画。プロジェクトの生みの親で、京都のコミュニティーFMで難民問題番組を制作する宗田勝也さんと同校の森谷康文准教授が知り合いだったことで構想が浮上、学生に呼び掛けて同校での上映が決まった。道内の大学での上映企画は今回が初めて。

 協力方法は「顔出しサポーター」として賛同者が「WE SUPPORT NEPAL」と印字されたメッセージペーパーを持って写真撮影。それらを映画祭フェイスブックで公開している。上映会のポスターを50カ所に掲示するほか、募金箱を7カ所に設置するなどして支援の輪を広げる。当日は会場内にも募金箱を置く。

 募金はラジオ局に50%、UNHCRの緊急支援に25%、ネパール復興の応援プロジェクト「ウオーク・ウィズ・ネパール」に25%を寄付。上映は午前10時半と午後1時40分の2回。ネパールを視察した北海道国際交流センター(HIF)の尾崎嘉洋さんによる現地報告会(午後1時)も。入場無料。

 山田さんは「東日本大震災では日本が多くの国から支援を受けたので、今回の協力で恩返しができれば」と話す。問い合わせは三浦さん(電話080・2169・0603)へ。

提供 - 函館新聞社

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