花の新幹線 フェス彩る

update 2015/6/28 10:33


 初夏の函館を彩る「はこだて花と緑のフェスティバル2015」(実行委主催、函館新聞社など後援)が27日、はこだてグリーンプラザで始まった。今年は北海道新幹線開業300日前カウントダウンイベントとの同時開催とあって、悪天候にもかかわらず大勢の市民が足を運び、美しい花々をめでながら新幹線時代の到来を心待ちにした。28日まで。

 市民が花と緑に親しみ、潤いのある生活を提案しようと官民17団体で実行委(星井英人委員長)をつくり、今年で22回目。

 新幹線開業イベントとのタイアップとあって、会場には新幹線車両「H5系」をイメージさせる色合いの花々が飾り付けられたほか、花株を積み重ねてH5系をモザイクアート状に表現した高さ3・4b、幅5・5bの立体花壇を設置。ベゴニアやコリウスなど8種類、約1840株を使っており、開会前に函館共愛会中央保育園(小川美保子園長)の年長組園児19人が残りの株を置いて花壇を完成させた。参加した小野地龍信君(5)は「花壇はかっこ良かった。新幹線に乗って、東京に行ってみたい」と目を輝かせた。

 午前10時からのオープニングセレモニーでは、星井委員長が「(新幹線カラーの)ライラックや白、グリーンと、優しい色合いの花を並べた。雨の中ですがゆっくり楽しんで」とあいさつ。先着500人に植物栽培キットがプレゼントされた。ステージイベントとしてフラワーアレンジメントや新幹線おもてなしクイズ、音楽・太鼓の演奏など多彩な催しが繰り広げられた。会場には北海道新幹線PRブースが設けられたほか、湯の川温泉から持ち込まれた足湯コーナー(女性限定)も人気を集め、女性客が雨で冷えた足下を温めていた。

 28日は午前10時〜午後4時。午前11時45分から新幹線の仕組みを伝える科学実験ショー、午後3時から恒例のエンディングオークションなど、さまざまなイベントが行われる。

提供 - 函館新聞社


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