フットボールパーク、人工芝敷設作業始まる

update 2015/6/4 10:37


 8月オープン予定の函館フットボールパーク(FP、日吉町4)の人工芝の敷設作業が1日から始まった。今週中にグラウンド全面を緑にし、その後2週間ほどかけて芝の下にクッション性を向上させるゴムチップと砂を敷きつめる予定。日本サッカー協会(JFA)の公認規格検定も受け、全国、全道規模の大会開催やスポーツ合宿地として活用する狙いだ。

 FPはサッカー・ラグビー用の多目的グラウンド(68b×120b)2面とフットサルコート(18b×38b)3面を設える。3月から12月下旬まで利用可能でナイター設備も設ける。また、1周800bのランニングコースとクラブハウス(延べ453平方b)も併設し、合宿受け入れの中核施設として期待がかかる。

 人工芝はポリエチレン製で国内最高品質のものを使用。耐用年数は、年1500時間(1日あたり約4時間)使用した場合10年ほどで、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)チームの練習施設にも使われている。芝の下には隙間が大きく空いた特殊なアスファルトを採用、300_gを15秒以内で浸透可能とするなど、水はけを良くしている。

 多目的グラウンドには深緑色と黄緑色の3・85b×68b大の芝を交互に敷いていき、つなぎ目を接着した。今後各種目に合わせ、ラインとなる色付きの芝を敷く予定だ。

 併設するクラブハウスは木造2階建てで大半が完成。1階にはトイレ、ロッカーとシャワーが置かれた部屋を4室、2階に小多目的室4室と中多目的室を設けている。

 FPオープン後、9月にラグビーの北海道小・中学生大会や全国高校大会北海道予選会、10月にサッカーの高校選手権大会北海道大会(3回戦まで)と来年6月の全道自治体職員選手権大会など、全道規模の大会を開催する予定。函館サッカー協会の新山英二会長は「新しいサッカー場が欲しいという協会OBやプレーヤーの長年の願いが叶い大変うれしい。大会や合宿の誘致を積極的に行いサッカー人口の拡大に努め、函館経済の活性化につなげたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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