道新幹線開業へ機運盛り上げ

update 2015/6/2 10:23


 北海道新幹線開業まで約300日となり、ムードを高めようとJR北海道は1日、新函館北斗駅前の道路の街路灯に、新幹線車両H5系をデザインしたフラッグを掲げた。また、同社は道内9都市で新幹線カラーにラッピングしたバスの運行を開始。来年3月31日まで各地の街なかを走り回り、開業機運を盛り上げる。

 フラッグは、同社函館支社が設置。4月の大門商店街のアーケードに続いて2カ所目となる。新函館北斗駅周辺の道路約650bの両脇にある、地上約4bの街路灯26カ所に52枚を取り付けた。サイズは縦80a、横40aで、フラッグには「物語が始まる、北海道新幹線」という同社のコピーと車両のイラストをデザインしている。

 この日は、木古内駅構内の階段の天井部にも縦100a、横140aのフラッグ2枚が掲げられた。同支社販売グループは「機会があれば、今後も別の場所でフラッグを掲示し、開業をPRしたい」としている。

 一方、バスを運行するのは函館をはじめ、札幌、旭川、小樽、室蘭、帯広、釧路、網走、名寄の9エリア。札幌が2台、そのほかは1台ずつ。各都市のバス会社の車両に新幹線カラーのラッピングを施した。函館はイカール星人、札幌は大通公園とうきびワゴンPRキャラクターといった具合に、各地のご当地キャラクターもデザインしたことも特徴。

 この日は札幌市で高橋はるみ知事や島田修社長が出席してお披露目式が行われたほか、函館でもバスは朝から市内を走り、市民や観光客に開業をPRした。同社広報部は「開業機運を盛り上げる一助になれば」としている。

 7月にはラッピングバスの写真を撮影してもらうフォトラリーの企画も行う予定。

提供 - 函館新聞社


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