2014/12/30
新年に欠かせない鏡餅作りが最盛期を迎えている。松風町にある老舗餅屋「弁慶力餅三晃堂」(野路邦英社長)では29日に作業のピークを迎え、従業員を普段の2・5倍にして注文に対応している。
今年は26日から作業を始め、連日午前5時から午後6時ごろまで精を出している。作業場では、つきたての餅を一つずつ手作業で切り分け、計量しながら手際良く丸めていく。「つきたてを熱いうちに素早く形を整えていくことが重要」と野路社長。
同店では、2合(660円税別)〜5升(16500円税別)の鏡餅や棒餅、のし餅など20種類以上取り扱っている。
野路社長は「形が『きれいだね』と言ってもらえるように、心を込めて大切に作っていきたい」と話していた。
提供:函館新聞社
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