10年後の江差農業で照井町長と住民議論

update 2014/12/10 10:23


 【江差】8月に全国最年少の首長として就任した照井誉之介町長(30)と住民による初の「まちづくり懇話会」が9日夜、町内の水堀コミュニティーセンターで行われた。農業者を中心に約40人が参加し、意見を交わした。

 照井町長は住民との積極的な意見交換を主要施策に掲げており、この日は農業の現状と課題を探り「10年後のまちのすがた」をテーマにした。

 照井町長は「酒米などブランドを構築して所得増につなげたい。後継者の育成が大事で課題を教えてほしい」とあいさつした。

 参加者は、近隣町の農業施策の充実に触れ「江差も力を入れてほしい」「6次産業の考え以前に、今の経営に手厚い支援を」「近年第一次産業の予算付けが少ない」という声が出た。

 照井町長は「1回目の懇話会のテーマに農業を選んだのは、農業に力を入れなければという思いがある」とし、「必要なものにお金を使う。止めなければならないものも見極めていく。その中で一次産業の位置付けは重要だ」と強調した。

提供 - 函館新聞社

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