韓国・江陵市長ら市を表敬

update 2014/12/9 10:16


 韓国の江陵(カンヌン)市の崔明熙(チェミョンヒ)市長(59)ら訪問団が8日、函館市を表敬訪問した。2018年に開かれる平昌(ピョンチャン)五輪をPRするとともに、函館との交流に意欲を示した。

 江陵市は平昌五輪でスケート競技の開催地となっている。訪問は大会後の観光振興策を学ぶ目的で、崔市長や市職員のほか、世界文化遺産に指定されている同市の祭り「端午祭」の責任者ら10人。6日に道内入りし、小樽市の視察を経て函館入り。市内では五稜郭公園やベイエリア、朝市などを見て回る。

 工藤寿樹市長は「江陵市は歴史的建造物が多く、良港を持ち、イカが特産品と函館と似通っており、親近感を持っている」と歓迎。運休が続いているソウル(仁川)との定期航空路について「来年韓国を訪問し、航空会社に再開をお願いしたい」と述べた。

 崔市長は2007年に函館を訪れた経験があるといい、「今回の訪問は五輪開催後の変化を求めるため。参考にさせてほしい」とし、「今回の訪問が交流のきっかけになれば」と述べた。

 その後、PRビデオなどを通じ、北海道新幹線開業や外国人観光客誘致に向けた函館の取り組みを学んだ。一行は札幌市を訪問した後、10日に帰国する。

提供 - 函館新聞社

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです