いい湯だな〜 熱帯植物園サル山温泉

update 2014/12/4 10:17


 函館市熱帯植物園(湯川町3、笠井佳代子園長)では今年も、冬恒例の「サル山温泉」が始まっている。同園の人気スポット「サル山」内に温泉を引き、ニホンザル93匹が“露天風呂”を楽しむ姿を見物する市民や観光客でにぎわいをみせている。

 1971年から始まり、毎年12月ごろになると、市から供給される温泉の源泉を40度前後に保ってサルに暖を取ってもらっている。

 初日(1日)には、吹きすさぶ寒風の中、顔を真っ赤にする大人ザルや、目をつむってじっくり入浴する子ザルが目立った。笠井園長(63)は「のんびりとお湯に浸かるサルたちのかわいい表情をご堪能いただければうれしい。見ていると気分も和らぐと思いますので、ぜひ足をお運びください」と呼び掛ける。

 サル山温泉は、来年5月のゴールデンウイークまで(12月29日から1月1日は休園)。入園料は一般300円、小中学生100円(市内の小中学生は無料)。開園時間は3月31日まで午前9時半〜午後4時半(4〜10月は同6時)まで。

提供 - 函館新聞社

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