新幹線 木古内でも歓迎 営業区間で初の試験走行

update 2014/12/3 10:14


 【木古内】JR北海道と鉄道・運輸機構は2日、北海道新幹線車両「H5系」を使った2日目の走行試験を実施し、初めて新幹線が営業区間を走行した。車両は午前10時ごろ新函館北斗駅を出発し、午後1時40分ごろ木古内駅に到着。木古内駅ホームでは地元住民ら約400人が出迎えた。

 試験車両はJR社員ら約60人が乗車し、時速30`以下の低速で線路や電気系統に不具合がないかを確認しながら木古内駅までの約35`を走行した。

 木古内駅1階コンコースでは車両を歓迎するセレモニーが開かれた。主催者を代表して大森伊佐緒木古内町長が「道南や北海道の発展のため、関係機関と力を合わせて開業への準備を進めていきたい」とあいさつ。

 この日初めてお披露目された木古内観光をPRする女性グループ「キーコガールズ」らによるくす玉割り、H5系のかぶり物で開業をPRする「函館はやぶさPR隊」のパフォーマンスがあり、会場は盛り上がった。

 その後、来場者はホームに移動。配られた手持ちフラッグを振りながら、初めて木古内に訪れた新幹線車両を笑顔で出迎えた。木古内中3年の水口花枝さん(15)は「色がきれいでとてもかっこ良かった。乗って本州まで行ってみたい」と話していた。

  セレモニー後はJR社員らが車両とホームとの離隔を測るなどし、午後3時50分ごろ新函館北斗駅へと向かった。

提供 - 函館新聞社


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