函館の冬、色鮮やかに…Xマスファンタジー開幕

update 2014/11/30 10:31


 幻想的なイルミネーションで函館の冬の観光を彩るイベント「2014はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)が29日、金森赤レンガ倉庫群前で開幕した。色鮮やかに輝くメーンツリーに、訪れた多くの市民や観光客が歓声を上げた。

 毎年開催し、ことしで17年目を迎えた。高さ約20bの巨大ツリーは、市の姉妹都市カナダ・ハリファクス市から届いた「幸せを呼ぶモミの木」で、約10万個のLED電球を設置。今回は、新幹線を意識して会場のカラーを紫や緑色で彩っている。

 オープニングセレモニーでは、ことし結成20年目を迎えた東京のハンドベルグループ・JALベルスターが登場し、「ジングルベル」など美しい演奏を響かせた。続いて工藤寿樹市長ら10人が壇上に上がり、来場者とともにカウントダウン。「メリークリスマス!」の掛け声でメーンツリーが点灯し、華やかな花火が上がった。

 中道在住の中山学さん(31)、妻・翼さん(31)、長女・芽衣ちゃん(4)、次女・乃衣ちゃん(1)は「ことし転勤してきたので、初めて見ました。とてもきれいで感動しました」と笑顔を見せた。

 点灯は12月25日まで。時間は午後4時半〜同5時45分と、同6時〜午前0時(金・土曜、22〜25日は午前2時まで)。毎日午後6時に点灯式を行う。また、23、24の両日はファンタスティック・イブ、25日はクリスマスナイト・セレモニーで聖夜を盛り上げる。

提供 - 函館新聞社

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