白百合学園で初のホームカミングデイ

update 2014/11/23 10:17


 母校で幅広い年代の卒業生の交流を図ってもらおうと、函館白百合学園中学高等学校(福島秀人校長)は22日、同校で初めて「ホームカミングデイ」を開いた。卒業生のほか歴代校長や教職員ら約100人が参加し、旧友や恩師との再会を楽しんだ。

 1980年に元町から現在の山の手へ校舎を移転した際に新任教員で、本年度から校長に就任した福島校長が「来年4月で移転35周年の節目に、白百合の絆をより強いものに」と立案。ふだんの同窓会とは異なり、学校を会場として卒業生らの交流を図るイベントは、全国にある姉妹校でも前例がないという。

 参加者は1951年に現校名に改称して以降、デザインの変わらない制服を試着したり、ずらりと並んだ過去の卒業アルバムコーナーで自分や友人の写真を探し、思い出を語り合ったりした。同校吹奏楽団の演奏や最近の授業風景を撮影した動画の放映などが行われ、最後は校歌斉唱で締めくくった。

 卒業生の佐野友梨奈さん(25)と熊谷由美さん(同)は「校舎には一言で言い表せない思い出が詰まっており、帰って来られて良かった。また機会があれば参加したい」と笑顔。

 同窓会会長を務める石舘栄子さんは「若い人は同窓会にあまり参加したがらないが、きょうはさまざまな年代と交流できてうれしい。母校はふるさとであり実家。普段も気軽に学校へ足を運んでほしい」と話していた。

 同校によると、時期は未定だが来年度以降も継続する予定。

提供 - 函館新聞社

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