松前半島に高規格道路を・・・建設促進期成会 26日に設立

update 2014/11/23 10:17


 函館、北斗両市と渡島西部4町は26日、地域高規格道路「松前半島道路」の早期整備を要望する「松前半島道路建設促進期成会」(仮称)を設立する。2019年度の開通が見込まれる函館江差自動車道木古内インターチェンジ(IC)を起点に松前町までの60`区間の整備に向け、地域の気運を盛り上げる。

 松前半島道路は1994年に地域高規格道路の計画路線指定を受けた。同年、渡島西部4町で構成する整備促進期成会が発足したが、活動休止状態が長年続いていた。新たな期成会は函館、北斗両市を加えた2市4町の首長で構成し、事務局を函館市に置く。

 計画路線は木古内ICから松前町までの60`でルートは未定。現道を活用するか、新たな道路を整備するか、手法は定まっていないが、国道228号で約2時間かかる函館から松前まで(約100`)の所用時間は、30分程度の短縮が見込まれる。

 幹線道路網の整備は、函館圏域の広域観光の充実につながるほか、災害に強い道路基盤の強化、救急搬送体制の充実などの効果が見込まれる。26日の設立総会では、規約の制定や役員を決め、渡島総合振興局長に顧問を委嘱する予定。当面の活動は道開発局など関係機関への要望が中心となる見通し。

 市土木部新外環状道路整備推進室は「期成会の立ち上げが即時の整備決定につながるわけではないが、地域の要望や熱意を伝えるためにも期成会の活動が重要になる」としている。

提供 - 函館新聞社

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