衆院きょう解散 道8区 各陣営が準備加速

update 2014/11/21 10:06


 衆院は21日に解散し、12月2日公示、14日投票の日程で総選挙に突入する。道8区(渡島・桧山管内)から出馬を予定する3陣営は選挙態勢の構築を着々と進めており、総決起大会の内容など詰めの調整を急ぐ。解散から投開票まで1カ月に満たない“超短期決戦”を前に、慌ただしく準備を進めている。

 現段階で出馬を表明しているのは自民党現職の前田一男氏(48)、民主党前職の逢坂誠二氏(55)、共産党新人の原田有康氏(66)の3人。現時点では3党以外から出馬の動きはなく、三つどもえの戦いとなる公算が大きくなっている。

 前田氏は20日、都内で精力的に会合をこなし、その合間を縫って地元事務所に選挙戦に向けた準備の指示を飛ばした。党8区支部関係者は「準備は順調に進んでおり、スケジュールも固まりつつある」とする。21日は衆院解散後すぐに地元に戻り、選対本部を立ち上げる予定。選挙事務所は千歳町に設置、23日正午から事務所開きを行う。

 民主党道8区総支部は21日に五稜郭町に選挙事務所を開設。23日に総支部臨時大会、連合との合同選対本部設置を行い、27日には総決起集会を市内で開く。逢坂氏は連日、市内数カ所での街宣活動をこなす。21日は江差町で福原賢孝道議と活動報告会を予定。陣営幹部は「2年前以上にタイトな日程だが、戦う態勢は整いつつある」と話す。

 原田氏陣営は党函館地区委員会(日乃出町)の隣接地に選挙事務所を確保。21日は原田氏の地元、市内戸井地区の浜町で街頭演説を行い、22日からの3連休は市内各地域での街宣活動を重ねる。30日は午前10時半から市亀田福祉センターで同党の大門実紀史参院議員を招いた講演会と決起集会を開き、比例候補とも連動した選挙戦を進めていく。

提供 - 函館新聞社

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