開業見据え意見交わす 「全道一丸 連携重要」

update 2014/5/17 10:12


 2016年3月の北海道新幹線新函館(仮称)開業に向け、函館と室蘭、伊達、登別の商工会議所の関係者が16日、函館市内のホテルで懇談会を開いた。函館側が開業に向けて取り組んでいる事業や課題を説明。胆振側は参考にしようと盛んに質問をした。

 函館を訪れたのは登別商工会議所の上田俊朗会頭をはじめ、3商工会議所の約10人。弘前市を見学した後、函館を視察した。函館側は西村憲人、境勝則の副会頭2人と新幹線開業対策、観光・飲食、広域連携などの担当者が迎えた。

 上田会頭が「日胆地域で官民連携組織をつくり、魅力を高める取り組みを進めているところ。新幹線が通らないマチとして何ができるかを考えている」とあいさつ。西村副会頭が「全道一丸で新函館開業を成功させることが重要。連携を強化しよう」と呼び掛けた。

 懇談会では函館市や商工会議所などでつくる北海道新幹線新函館開業対策推進機構が展開する事業を説明。「開業まで2年を切り、認知度は高まった一方で事業者のアクションにはつながっていないのが現状」とした。そのうえでプロモーションや要望活動、人材育成事業を紹介していった。

 胆振側も開業効果を取り込もうと真剣で、それぞれの事業について活発に質問。双方から「情報交換を活発にすべき」「機運を高めていこう」といった意見が上がり、連携強化の必要性を確認し合った。

提供 - 函館新聞社


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