五稜郭タワー50周年事業、地域活性化の拠点完成

update 2014/4/9 10:13


 五稜郭タワー(中野豊社長)が地域で活動する団体の拠点にしてもらおうと整備を進めていた「五稜郭櫻交流ハウス」が完成し、10日から利用を開始する。今年創業から50周年を迎える同社の地域貢献事業で、函館野外劇など五稜郭地区を盛り上げるイベントや市民の活動をサポートする。

 施設は木造平屋、床面積は207平方b。タワーの向かいにある観光バスの駐車場に隣接する場所で、昨年11月に着工した。総事業費は約6000万円。

 利用対象は「函館野外劇」と「五稜星の夢」「五稜郭祭」の3団体。会議室や倉庫を備えており、会議やイベントの準備、事務所として利用してもらう。

 観光バスの駐車場のそばにあるため、昼間は運転手やバスガイドらの休憩場所も兼ねる。同社は「活動の拠点として利用してもらうことで、一緒に五稜郭を活性化させていきたい」とした。

 同社はこのほかにも創業50周年記念の行事や事業を展開する。まずは5日から入場券をリニューアル。これまでは1種類しかなかったが、11種類に増やした。四季の五稜郭、新旧タワーが並んだ写真を使い、五稜郭の魅力をアピールする。

 また、11月26日には函館市芸術ホールで記念コンサートを開く。35年前の創業15周年記念音楽会で演奏した「カンタータ『函館幻想』」を再演する企画だ。12月には市民向けの感謝イベントも行う。同社は「市民に函館の文化や歴史の素晴らしさを再認識してもらう1年にしたい」としている。

提供 - 函館新聞社

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