おせち料理づくりピーク

2013/12/31
 大みそかを前日に控えた30日、函館市内は年越し準備に慌ただしい。市内の市場やスーパーでは買い出しの市民で大盛況。正月向けの商品が飛ぶように売れたほか、市内の料理店やホテルでは年越しそばや豪華な料理を詰め込んだおせち作りに追われた。

 函館市内のホテルや料理店では、年末年始に彩りを添えるおせち料理作りがピーク。ロワジールホテル函館(若松町14)では、キッチンスタッフ総出で料理を仕込み、午後6時ごろから重箱に詰め込む作業を開始。約220台のおせち作りに追われた。

 同ホテルでは、和洋中の味わいが楽しめる「盛福」(2万1000円)と若い世代を中心に人気の洋中を詰め合わせた「彩」(1万5000円)の2種類を用意。料理長らが自慢の味を持ち寄ったおせちで、盛福ではエゾアワビを出汁としょうゆで柔らかく煮た「蝦夷鮑柔らか煮」、彩ではロブスターを洋風に焼き上げた「ロブスターヘッドモルネソース焼き」など人気の料理を詰め、彩り豊かな仕上がりだ。

 新鮮なおせちを届けようと、温度管理を徹底した室内で作業が進められ、スタッフらは色合いや盛り付けに気を配りながら詰め込んでいった。作業は深夜まで続き、出来上がったおせちは31日午前10時から引き渡す。

提供:函館新聞社

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