2013/12/25
クリスマスイブの24日、函館市内の教会では祈りをささげる行事が行われた。元町3の函館ハリストス正教会(ニコライ・ドミートリエフ長司祭)は一般市民を対象にした「市民クリスマス」を聖堂で開催。参加者は厳かな雰囲気の中、聖歌隊の合唱やニコライ長司祭からのメッセージに聞き入った。
同正教会は毎年、聖堂に入る機会の少ない市民に祈りの雰囲気を知ってもらい、ともにクリスマスの喜びを分かち合おうと、聖堂を開放して市民クリスマスを開いている。
この日は約40人が参加。聖書の朗読や聖歌に続き、ニコライ長司祭が「自分や家族のため、社会のために幸せになれるよう頑張りましょう」などと参加者にメッセージを送った。
行事は1時間ほどで終了。職場の友人と訪れた市内の会社員野田頼子さんは「教会のクリスマスがどんなものか興味があった。とても荘厳な雰囲気だった」と話していた。
提供:函館新聞社
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