修道院への道 幻想の光…石別中で点灯式

2013/12/25
 【北斗】トラピスト修道院(三ツ石)へ通じる並木道を手作りのワックスキャンドルでともす「ローマへの道冬物語」(実行委主催)が24日夜、同並木道や北斗石別中学校で開かれ、約2800人の来場者が地域手づくりのイベントを楽しんだ。

 並木道を「ローマへの道」と名付けたのを契機に石別地域の住民らが中心となって企画したイベントで、冬物語は昨年に続き2回目。並木道と、JR渡島当別駅から国道228号沿いに約300個のワックスキャンドルを並べた。

 午後5時に同校前でオープニングセレモニーを開催。実行委の山田淳一委員長が「ぜひ心に残る冬物語を作って」とあいさつ。同校生徒のハンドベル演奏に合わせてキャンドルの点灯式が行われ、高谷寿峰北斗市長が北斗石別小の児童たちの持つキャンドルに火をともし、イベントがスタートした。

 来場者はキャンドルが並んだ約1`の並木道を歩き、幻想的な雰囲気を堪能。午後6時には花火が打ち上げられたほか、同校前では、「石別フードマルシェ」と称した飲食コーナーが設けられ、来場者は好みのメニューを買い、冷えた体を温めた。母親とともに来場した小山内健斗君(附属函館中3年)、健琉君(附属函館小4年)兄弟は「並木道は神秘的できれいだった」と満喫していた。

提供:函館新聞社

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