3連休スタート、クリスマス商戦も熱く

2013/12/22
 今年最後の3連休が始まった21日、函館市の金森赤レンガ倉庫群は観光客やクリスマスプレゼントを買い求める家族連れらでにぎわった。各店ははこだてクリスマスファンタジーの集客効果に期待し、熱い商戦を繰り広げた。

 金森洋物館内の雑貨店「キッズアンドベビーABC」では、クリスマスプレゼントに木のおもちゃが人気。木馬や積み木、押し車などをそろえ、孫にプレゼントする祖父母が多いという。「売れ筋は3000円台から1万円以上と幅があり、初孫にはお金をかける傾向があります」という。

 BAYはこだての雑貨店「ジョイフルはこだて」では、音の出る猫のぬいぐるみが売れている。歌って回るタイプと、人の声を反復するタイプがあり、価格も1000〜2000円台と手ごろ。「お孫さんへのクリスマスプレゼントに買い求めていかれます」という。水の中に入れると大きくなる半透明のクリスタルボールも子どもたちに人気だ。

 同館の函館オルゴール堂には観光客の姿が大勢。この時期はジングルベルや赤鼻のトナカイなどクリスマスソングの商品がお薦め。「サンタクロースやトナカイなどの柄と曲が合って、人気。2000円台から取りそろえています」と紹介する。

 青森県むつ市から家族と親戚の4人で訪れた中村由希江さん(40)は「30年ぶりの函館で、クリスマスファンタジーと夜景を楽しみに訪れた。子どもたちにはおもちゃ、友人には北海道の銘菓を買って帰りたい」と笑顔だった。

提供:函館新聞社

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