中学再編「反対なし」 市教委、7校から3校へ

update 2013/12/14 10:11


 函館市教育委員会は、市立小・中学校再編計画に基づく第1期再編対象の中学校7校について「反対の声がなく、同意が得られたと判断した」として、統合に向けた準備を進めている。統合校開校に向けては、必要な校舎の改修や新築などの予算措置を含め、市当局と協議する。

 再編計画は、桐花、五稜、大川の3校と、的場、光成、凌雲の3校をそれぞれ1校に、港は単独のまま存続し、統合校は桐花、的場の位置に置く。8〜10月に開いた説明会では、桐花統合校は2016年度、的場統合校は18年度の開校を目指す考えを示している。

 市教委は11月末までに各校PTA関係者に改めて統合への意向を確認。説明会後も市教委に反対の声は寄せられていないという。近く市の政策会議に諮り、最終的な方向性を協議する。

 開校までの主な課題は校舎の活用で、桐花中校舎は教室の転用など、必要な改修を進める必要がある。的場中校舎は1936(昭和11)年の建築で、校舎部分は耐震補強が必要。保護者らから校舎新築を望む声が多く、市教委も市当局に新築で予算要望をする考え。新築だと、設計、建築に各2年を要するとしている。

 計画通りの場合、来年度に各校に準備委員会を設置。教育課程の統一、校名、制服などの検討に入る。

提供 - 函館新聞社


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