障害者の就労目指しNPOが事業所開設

update 2013/12/12 09:44


 障害者の就労や地域社会での自立した生活をサポートするNPO法人「シゴトシンク北海道」(清野侑亮理事長)が今月、函館市湯川町3に障害福祉サービス事業所「シゴトマップ」を開設した。就労移行支援をメーンに年内には7人の障害者が利用を開始する見通しで、業務提供先となる企業への協力を呼び掛けている。同NPOは「地域の眠っているマンパワーを掘り起こして、新たな価値観で街の活性化にもつなげていきたい」としている。

 函館出身の清野さん(29)と、下斗米貴行専務理事(28)らが4月に設立し、今月、市の事業所指定を受けた。利用者とNPOの間で雇用契約を締結し、訓練先企業での業務をこなしながら2年以内の一般就職を目指す。業務の現場では、7人いる職員が同行してサポートを行い、訓練期間中も本人の就労意欲や自立した生活にもつなげるため、労働対価として最低賃金を提供する考えだ。

 事業所の定員は20人。20代の男性が市内の高齢者下宿での清掃を開始。男性は1人暮らしをする目標を持って意欲的に取り組んでいる。新たに訓練先を広げるため、数件の企業とも交渉中だ。清野さんは「障害者はイメージが先行している面が強いが、障害があっても少しの工夫で働ける人が多く、労働力として役立つことを企業にも知ってもらいたい」とする。

 同NPOでは、就職に結びついた後も本人の相談に乗ったり、雇用先企業との関係を続け、職場への定着支援を行う。下斗米さんは「企業と障害者の間に立って改善を助言したり、同じ地域の仲間として接していきたい」話す。今後は障害者だけではなく、ニートや生活保護からの脱却を考える人への就労経験を積む事業も手がける考え。問い合わせは同NPO(TEL0138・36・7878)へ。

提供 - 函館新聞社


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