いい湯だなぁ〜、熱帯植物園のサル山に温泉

update 2013/12/2 10:08


 函館市営熱帯植物園(湯川町3、笠井佳代子園長)で1日からサル山に温泉が引かれ、ニホンザル97匹が湯に漬かった。気持ち良さそうに目をつむったり、毛繕いする姿に入園者が目を細めた。

 毎年12月に、敷地内の源泉からお湯を汲み上げて行っている。サルは湯加減に厳しいといい、「30度台ではぬるいため入らないサルもいるので、40度前後に保っている」と笠井園長。

 初日からサルたちは身を寄せ合って入浴。豪快に飛び込む子ザルもいれば、湯船のへりに手をかけ、じっくりと漬かる姿も。入園者はエサのリンゴを投げ入れながら、寒さをしのぐサルの姿を楽しんだ。横浜市から観光で訪れた八巻美波さん(24)は「見ているととても面白い。自分を見ているような気分」と話していた。

 サルの温泉入浴は、来年5月のゴールデンウイークまで。

提供 - 函館新聞社


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