星形の城 幻想的、2年ぶり五稜星の夢

update 2013/12/2 10:08


 国の特別史跡・五稜郭跡の形を光で浮き上がらせる「五稜星の夢(ほしのゆめ)」(実行委主催)が2年ぶりに始まった。来年2月28日まで。

 市民ボランティアでつくる実行委(宮下俊雄実行委員長)が1989年から2011年まで毎年実施していたが、昨年は冬季の節電を考慮し、中止された。今年は観光客や市民からの再開を望む声に応え、点灯時間を短縮するなどして実施。消費電力はこれまでより約10%削減できるという。

 午後5時に堀の内周約1・8キロメートルに取り付けられた約2000個の電球が点灯。五稜郭タワーの展望台では、集まった市民らがカウントダウンでこの瞬間を迎えた。地上に舞い降りた巨大きな星形が現れ、花火が打ち上がると、歓声を上げて見入っていた。市内湯川町の主婦、竹内博美さん(47)は「再開はうれしい。堀が凍結していたらもっときれいだと思う。また来たい」と話していた。

 点灯時間は午後5〜9時。実行委では1口500円で募金を募っている。問い合わせは事務局(TEL0138・40・8009)へ。

提供 - 函館新聞社


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