「はこだて福島会」発足

update 2013/11/25 10:18


 函館近郊在住の福島町出身者でつくるふるさと組織「はこだて福島会」の設立総会が23日、函館市湯川町の花びしホテルで開かれた。設立時会員に106人が名を連ね、総会には70人を超える人が訪れた。発起人会代表を務め、会長に就任した藤澤信弘さん(73)は「若い人をはじめ幅広い年代の人が集まり、交流をして、底の深いつながりをつくっていきたい」と抱負を語り、古里の心強い応援団としてのスタートを切った。

 福島会は札幌、東京に次いで3番目。かねてから会の発足を温めてきた藤澤会長らが今年8月から設立準備を進めてきた。他の福島会との連携を図り、同町の発展のため、PRや応援支援に努めることを目的とする規約を制定。引き続き、懇親会で親交を深めた。

 同町からは佐藤卓也町長、溝部幸基町議会議長らが来場。佐藤町長は「一生懸命、福島を活気づけるために取り組んでいる。皆さんの力をいただいてもっと元気にしていきたい」とあいさつ。溝部議長は「福島の将来に皆さんの知恵と汗を借りたい」と協力を求めた。

 また、5歳から中学校1年生までを同町で過ごした工藤寿樹函館市長は「貧しくても夢がいっぱいあふれていた時代を過ごした福島は私のふるさと。互いにふるさとのために力を尽くしましょう」とエールを送った。

 同会は今後、交流会などの活動を展開する予定。藤澤会長は「若い世代の人にも参加を呼び掛け、異業種交流を図れる場にもしていき、多くの若者を育てていきたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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