タイ国際航空、チャーター便就航に意欲 観光客誘致訪問団が帰国

update 2013/11/22 12:10


 函館市の官民トップらによる初めてのタイ観光客誘致訪問団が21日、帰国し、工藤寿樹市長らが函館空港で取材に応じた。タイ国際航空で20日に面会したソラジャック社長は函館へのチャーター便運航に前向きな姿勢を示したといい、工藤市長は「まずはチャーター便からと約束に近いことを言っていただいた。タイ国際航空関係者を招き、函館空港の施設を見てもらう」と述べ、早ければ来年にも運航する可能性を示した。

 タイ国際航空の訪問では同社長ほか幹部が顔をそろえた。函館が国内屈指の観光地で、新幹線開業を控えていることや、定期便が毎日運航する新千歳、12月から週3便の定期便運航が始まる仙台との中間位置にある地の利≠PRした。

 工藤市長は「函館に就航すれば効率のよい観光ができると話したところ、関心を持ってもらった」とし、函館商工会議所の松本栄一会頭も「チャーター便は間違いなく来ると私は確証を得た」と強調する。運航実現時期は未定だが「そう遠くない時期」(工藤市長)とし、情報提供を含め継続的に働き掛けるとした。

 一方、19日に会談したポンテープ副首相は工藤市長に対し、留学生や技能研修生の函館での受け入れを打診。工藤市長は「副首相は人材育成に熱心。函館にいろいろな大学があることや水産加工が盛んなことを説明し、喜んで協力しますと答えた。今後、具体的な要望を受けて、受け入れ態勢を検討する」と述べた。

 また、自動車メーカー・ホンダの現地法人では報奨旅行による来函を要請し、松本会頭は「全産業の4割が2次産業で自動車産業が中心。(報奨旅行は)実現すると思う」と述べた。

提供 - 函館新聞社


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