函館アリーナ建設へ準備進む…樹木伐採、花時計も解体

update 2013/11/1 09:48


 2015年8月のオープンを予定する函館アリーナの建設に向け、湯川町1の建設予定地では花時計の解体や樹木の伐採、移設作業が行われている。  工事は10月15日から、市民体育館前の駐車場98台分を閉鎖して開始している。

 花時計は1970年の市民会館開館時に設置され、直径6・3b。毎年春から11月中旬まで運転し、今年も4月26日から稼働していたが、工事に伴い先月15日に運転を終えた。31日までに土台を崩したり、針などを取り外した。

 市教委は、花時計を寄贈した函館青年会議所などと協議して残す方針で、アリーナの正面玄関前に設置される予定。また、北洋漁業の先駆者として知られ、日魯漁業の創業者の一人だった平塚常次郎氏の銅像(高さ約3・5b)も、アリーナ前に設ける公園に移設する。

 約1200本ある樹木は800本を高松苗圃(高松町)に移設するほか、約50本は旧北高校跡に設置する日吉多目的グラウンド(仮称)の敷地内に移し替える。市教委は「生育数が少なかった樹木などを適正に残したい。伐採した木もアリーナ建築の部材に使うなどの再利用を進める」としている。

提供 - 函館新聞社


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