新駅工事 相次ぎ本格着手…あす木古内で立柱式

update 2013/5/28 10:07


 【木古内、北斗】北海道新幹線工事の事業主体、鉄道・運輸機構は、29日に木古内駅、6月15日に新函館(仮称)駅の安全祈願と鉄骨の柱を初めて建てる立柱式を行い、駅舎建設工事を本格化させる。それぞれ2015年6月の完成予定。駅舎ができる北斗市と木古内町ではまちの新たなシンボルの完成と15年度末の開業に向けて期待が高まっている。

 木古内駅工事は昨年12月に発注。総工費は約22億5000万円。駅舎部分は1850平方b。窓枠や天井部には道南スギなど地域の木材を利用するほか、ホームにはフル規格となる車両10両分の上屋を掛ける。

 町は本年度、駅周辺の駐車場整備に着手し、14年度には「観光交流センター」を建設する。町まちづくり新幹線課は「駅舎の建設は町民の期待も大きく、駅周辺整備をしっかり進めていきたい」と話している。

 北斗市に建設する新駅は2月に発注された。総工費は37億2750万円。駅舎部分は4200平方b。本道の玄関口となることから、駅舎の柱は北海道らしさを表現するためポプラ並木をイメージ。天井に向かって途中で枝分かれするデザインにした。

 また、道南材とレンガを内装のアクセントに使い、駅前施設との一体感を演出する。新幹線を降りた後、階段を上り下りせずに札幌方面に向かう特急や現函館駅に向かうアクセス列車に乗り継ぐことができる。改行 駅前の土地区画整理事業は順調に進展し、本年度は商業用地の造成に着手。駅舎と合わせ駅前周辺も形成され、市は「駅前の企業誘致やまちづくりにさらに弾みをつけたい」としている。

 一方、本州側では青森県今別町で4日に奥津軽(仮称)駅の安全祈願の式典がある。

提供 - 函館新聞社


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