冬フェス開幕 赤ふんダービー見納め 「五稜郭イベント」今年で終了

update 2013/2/10 10:47


 2013はこだて冬フェスティバル(実行委主催)行事の一つ「五稜郭ファミリーイベント」が9日、五稜郭公園で始まった。主管するえぞ共和国(綱森哲美総裁)は、同イベントを今年限りで終了することを発表。目玉の「赤ふんダービー」では、最後のレースを見守る市民や観光客の歓声が響いた。最終日は10日、同会場でクイズやじゃんけん大会などが行われる。

 冬期間に函館で子供が外で楽しめるイベントが少ないため、えぞ共和国が1986年から五稜郭公園内でゲームや抽選会などを行ってきた。90年から2010年までは、陸上自衛隊第28普通科連隊が長さ約40bの雪像すべり台を製作し、家族連れの人気を集めた。

 9日は最終レース前にえぞ共和国のメンバーが、五稜郭ファミリーイベントを今年で終了することを告げた。綱森総裁(62)は「寂しい気持ちはあるが、運営するメンバーが高齢化し、続けるのは困難」と話した。

 赤ふんダービーは、北大水産学部の学生が4人ずつ出走し、4回行った。コースの周りでは大勢の見物客が拍手と声援を送った。同学部3年で米オレゴン州出身のバーザー・海渡(かいと)さん(21)は「昨年も参加したが、冬に函館市民と会えるイベントとして面白く、良い思い出となった。この格好は寒かったが函館の人は温かい」と話していた。

 10日は午前9時から五稜郭の土手を使ったすべり台の開放、同10時半からがまん大会、午後1時からウルトラクイズなどが行われる。入場無料。

提供 - 函館新聞社


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