前田、逢坂氏が激戦

update 2012/12/11 10:16


 16日投開票の衆院選は折り返しを過ぎ、道8区(渡島・桧山管内)は自民党新人の前田一男氏(46)と民主党前職の逢坂誠二氏(53)が激しく争い、日本未来の党新人の北出美翔氏(26)、共産党新人の高橋佳大氏(53)が追う展開となっている。各陣営とも選対の引き締めを強めるとともに、街頭演説や集会を積極的に開き、候補を決めかねている無党派層の取り込みを図る構えだ。

 前田氏は「自民支持層の7〜8割を固めた」(陣営幹部)と保守勢力の一本化に一定のめどをつけ、建設、水産関係団体や商工団体を中心に約170の団体、企業が推薦。8区で自民候補を初めて推薦した公明党も「票はほぼ固めた」(函館総支部幹部)と話す。 陣営は前回選挙で自民候補が得た5万8000票からの大幅な上積みを目指すが、前田氏は自民が圧勝した05年の郵政選挙でも道内で4勝8敗と分が悪かった点を挙げ「民主は長年議席を得る中で培われた組織がある。打ち破るのは容易でない」と気を引き締める。

 逢坂氏は民主党政権への逆風下での戦い。9日に開いた函館市内での個人演説会では「非常に反応はいいが、冷静に考えて2、3歩私の方が後ろ」と話し、危機感を強める。

 支持団体の連合や各労組がフル回転して組織票を固める一方、従来保守層が基盤とする農・漁業者からの支持にも手応えを示す。陣営幹部は「戸別所得補償制度やTAC(スケトウダラ漁獲可能量)枠の見直し、噴火湾の震災復興など取り組みへの評価は高い。支持基盤を再度固め、攻めの姿勢で都市部での浸透と巻き返しを図る」と話す。

 二大政党への批判票や女性票取り込みを図る北出氏は、街頭演説を軸に活動を展開し「演説でどこまで有権者に浸透できるかが鍵」(陣営幹部)。支持者が北出氏を招いて集会を催すなどの動きも出ているが、推薦した新党大地は選挙協力を維持しながら、自らの比例票獲得への動きを強めている。

 高橋氏は共産党支持層を着実に固めるが、団体からの推薦は得られていない。TPP(環太平洋連携協定)への反対姿勢に農協が理解を示すなどの好材料があり、陣営幹部は「党支持者はほぼ固めた。ぶれない政党をアピールし続け、無党派層も取り込んでいく」と話す。

提供 - 函館新聞社


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