初冬の道南 強風襲う…屋根落下、けが人も

update 2012/12/7 10:02


 急速に発達した低気圧の影響で、6日の道南は暴風雪に見舞われた。作業中に屋根から落下するなどしてケガ人が出たほか、JRや飛行機の運休が相次ぎ、交通機関に大きな乱れが発生した。また、冬の観光イベントの目玉である「はこだてクリスマスファンタジー」ではメーンツリーの先端が折れ、この日の点灯式は中止された。

 函館海洋気象台によると6日の最大瞬間風速は、奥尻で午後2時21分に37・8bと、観測史上最高を記録。函館は午前10時47分に27・9bを記録。12月として過去7番目の強風だった。

 函館市西部地区の赤レンガ倉庫群では午前8時ごろ、はこだてクリスマスファンタジーのメーンツリー(約20b)の先端部分約2bが折れているのが確認。午後6時に予定していた点灯式は中止となった。イベントの実行委は「天候が回復次第、クレーンを使って修復作業を行い、一刻も早く点灯式を再開したい」と話していた。

 このほか、函館と奥尻で合わせて3人が軽傷を負ったほか、トタン屋根の剥離や倒木、街灯の倒壊などの被害が各地で相次いだ。また交通機関の乱れによって、函館駅や函館空港では足止めとなった観光客らであふれた。

 同気象台では「強風のピークは過ぎたが、7日は早朝まで暴風雪が続き、気温が一気に下がるので、道路状況などに気をつけてほしい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです