師走の総選挙突入 北海道8区4氏が立候補

update 2012/12/5 10:49


 第46回衆院選は第46回衆院選は4日、公示された。道8区(渡島・桧山管内)には、民主党前職の逢坂誠二氏(53)、日本未来の党新人の北出美翔氏(26)、自民党新人の前田一男氏(46)、共産党新人の高橋佳大氏(53)=届け出順=の4氏が立候補した。最大の争点である政権選択に加え、原発問題やデフレ脱却など課題が山積する中、16日の投開票に向け12日間の選挙戦に突入した。

 道8区は予想された4氏の顔ぶれ。逢坂氏は医療や教育、地方財政の立て直しなど、政権を担った3年間の実績を訴える。北出氏は候補者唯一の女性で、若さを前面に押し出し、既成政党への批判票獲得を狙う。前田氏は小選挙区初の自民議席奪取を目指して、経済成長や一次産業の活性化を訴える。高橋氏は即時原発ゼロなどの政策を強調しながら、他党との違いを打ち出している。

 衆院選は2009年8月以来、3年4カ月ぶり。全国では現行制度で最多の12政党が乱立した中で、民主党が政権を維持するのか、自民・公明両党が政権を奪還するのか、さらに第三極がどこまで勢力を伸ばすかが焦点となる。

 道南では対岸にある大間原発の建設再開やTPP(環太平洋連携協定)への交渉参加、地域経済低迷など課題を抱えている中、4候補はそれぞれに政策を訴えている。

提供 - 函館新聞社


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